元薬屋のひとりごと

元ドラッグストア店員が語るクスリの話

飲まないほうがいい場合のある薬がある!!

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実はこれタイミングによっては全部そうだろうって話にはなるんですが、そうではなく、病気の症状が出ていても慌てて飲むと良くない場合があるクスリという事です。

 

それはどういうクスリかと言いますと、

下痢止めです。

 

止まらないと困るから飲むんだと言われそうなんですし、それはそれで正解なんですが、下痢とは吐き気って言うのは、体内に悪いものがあるから、外に吐き出そうとする人間の体の防御反応みたいなもんなんですよ。

 

という事は、症状を理解せずにとめてしまうと、体外に排出したいものがいつまでも体内に残ってしまい、返って身体に良くない状態が続いてしまうのですよ。

 

分かりやすいのが、ノロウイルスとかです。体内にあるウイルスをすべて出し切らないと、絶対に治りません。それを無理やり止めると、一時的には出なくなりますが、身体は一向に回復しません。

 

なので、症状をしっかり理解してないでクスリを使ってしまった事で、体調の悪い期間が長引いてしまったりします。

皆さんも分からないときは、ちゃんと病院を受診してくださいね。

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